当院の安全対策
Preparing for disaster
東日本大震災・熊本地震と日本における地震災害は記憶に新しく、これによるライフラインの停止は人工透析医療に広く打撃を与えるものでした。
今後起こりうる災害に備え、当院では防災委員会の設置をし、定期的に災害や機器トラブル時の対応を協議するとともに、全職員を対象とした火災訓練・停電訓練をそれぞれ毎年2回実施しています。
また日頃から、災害に直面した時に職員1人ひとりが自身の役割を確実に果たせるよう、様々な状況での災害時対応の行動と方針をまとめ、訓練を重ねています。

地下水利用と災害時自家発電装置
透析医療には、電気と大量の水が必要不可欠です。(通常4時間で一人当たり150ℓ)
そのどちらかが欠けても透析治療が行えません。そのために、当院では地震や津波といった災害対策として、地下約200mまで掘削して採取した地下井戸水(浄化処理済)を日常的に利用することで市水が止まった状態でも十分な水の確保ができます。
さらに、約5日間透析ベット90床が一日当たり15時間のフル稼働が可能な自家発電装置と地下燃料備蓄(A重油・約6トン)を設置し、患者さまへの安心を整備しています。
医療法人社団 優仁会
Medical Corporation YUJINKAI
〒432-8036
静岡県浜松市中区東伊場2-14-39